救急の最近のブログ記事

新型インフルエンザが国内発生してしまいました。

これまで水際作戦で大騒ぎしていましたが、やはりあっという間に警戒線を突破されたようです。

 

うちの家では新型インフルエンザは大きな問題です。

それは。。。。カミさんの仕事が極端に増えるからです!

職場がその関係の筋なので。。。

明日はそのため1日(朝から夜遅くまで)一人で子守りです。(初の長時間子守りです)

その上買い出しも頼まれそうなので。。。。

いまからドキドキです。

早く終息してほしいものの、難しいだろうなぁ。。。。

バイスタンダーという言葉をご存知の方はどれくらいいるんだろう?と思いますが、(このブログを見られている方は皆さんご存じ?と思われますが。)

急病や事故が発生した際にその現場にいた人がバイスタンダーと言えると思います。

さて、急病の場合のバイスタンダーの役割は病人の観察、(必要ならば)通報、救命(応急)手当、搬送と続くでしょうが、交通事故や火災の場合のバイスタンダーの重要な役割は何でしょうか?

負傷者の救護(急病と同じ行動)でしょうか?

無論通報も大事ですがそれのすぐ次位に大事なことがあると思います。

それは「安全の確保」です。

交通事故は全く何もない所では起こりません。道があり、車両があります。さらには「交通」もあるので、ほかの車両が二次災害を起こさないようにすることです。

それはどうすればいいのか? 現場手前(少なくとも40~50m手前)に注意喚起の表示(発炎筒や三角板)をすることです。

で、もし交通事故で注意喚起の表示をするなら、また火災現場の場合は現場周辺に車のいないゾーンを作ることを意識するともっといいと思います。

何故か?答えは『消防の活動スペースを確保』するためです。

交通事故の場合は救急隊や救助隊の2隊、それに車両火災や漏油の警戒の為に消防隊(ポンプ車)の計3隊が来ることがありますし、火災の場合は消防隊2隊以上に場合によってはしご車隊や化学車隊、救助隊、救急隊と多くの消防車両が現場にやってきますし、消防隊のポンプ車からはホースが伸びますので(ホースブリッジというものがあるようですが)さらに多くのスペースが必要になってきます。

そのような多くの車両がやってくるのに一般車両が現場付近にあると、当然現場周辺の道路は「大混雑」になって、消防の皆さんの活動がスムーズにいきません。

だからこそ少し大きな範囲で車が入らないようにする仕組みが必要ですし、それは消防の方が来る前にできる(むしろやるべき)活動では?と思います。

車が入らないようにする活動のポイントを昨日火災現場とこれまで数度交通事故現場に出くわした経験から申し上げますと

①道路の真ん中には立たない(自分が轢かれる可能性がグッと下がります)

 →道路左端に立って手を振るなどして車を止める

②できれば現場手前の交差点(四つ角)に立って横道に逃げてもらうように誘導する

 (車が渋滞すると一言イヤミを言われる場合もありそうですので)

③車の動きをよく見ておいて車をかわすスペースを確認しておく

 (万が一自分に車が突っ込んできたとしてもかわすこと考えておく)

プロに任せないと無理な時でも「今、バイスタンダーとしてできること」を考え、行動することが一番大事なことだと思います。今回の話が少しでも参考になればと思います。

でも、一番大事なのは(バイスタンダーである)自分の命ですよ。無理してバイスタンダー自身が救助を求める立場になっては「もってのほか」ですので。

救急資器材で持っている物の一つ、マジックギブス(バキュームスプリント)ですが、一昨日初の使用となりました。

私の所属するスキークラブのメンバーが滑走中に不意に足を取られて膝の負傷、靭帯の損傷が疑われる状況でした。

このため症状悪化を防止する目的で、アイシングをした上に足の固定を行いました。

その時固定に使ったのがこのマジックギブス(場所によってはバキュームスプリントとも呼んでいるようです)です。

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普段はこの写真のように1枚のシート状になっているのですが、膝上から足首にかけて巻いて上のポンプ(金色の棒みたいなものです)で空気を抜くと・・・

 

 

 

 

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このように巻いた形のままがっちりと固まります。

これで患部の動揺を防ぐことができます。

 

以前海岸沿いをドライブ中にたまたま出くわした、大腿部骨折の傷病者に当時この資器材がなくて十分な手当て(固定)ができなかったため、いつかは手にしたいと思っていたところ、先日ひょんなところで破格値で入手できました。

 

                         そして今回初アクチュアル、難しいこともなく、簡単に固

                        定ができました。

                         本当は大腿骨骨頭部付近から足首まで固定できるの

                        と、脊椎固定の3種類のシートがセットになっているので

                        、最初は足全体を固定しようかと思いましたが、あまり

                        にトイレなどが不便とのことでしたので、腕用のシートを

                        使用して膝上から足首までの固定にしました。

                        早く良くなればいいのですが。。。

ドクターヘリを全国各地に配備する法案が成立してしばらくたち、少しずつ各地で配備の検討がなされている状況ですが、

以前私も日本赤十字社の防災ボランティアの活動でドクターヘリとの連携訓練に参加させていただいた経験があります。

それは2005年に岡山で行われた日本赤十字社の大量負傷者救護訓練に参加した際、川崎医科大学高度救命救急センターのドクターヘリに患者搬送することでした。

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岡山赤十字病院の立体駐車場の屋上にあるヘリポートにドクターヘリが着陸したところです。

着陸直後なので、ローターも回って風も強く、危険なため、ヘリ後部にいる整備士(青いツナギの人)が私たちに制止をしています。

しかし、今になってよく考えてみれば、着陸時の砂ボコリといったら激しいものがありますので、完全にヘリが停止してから患者を救急車から降ろしたほうがよかったのでは?と反省しています。

次回は医師の診察と処置編です。

 

AED(自動体外式除細動器)、今日本では3社5機種販売されていますが、

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私はメドトロニック社のLifepack500を「個人レンタル」しています。

なぜこれになったかといいますと、私がレンタルを開始した当時はこの機種以外長期レンタルの制度が見当たらなかったからです。

 

 

 

 

レンタルにした理由は

1.購入後も電極パッドやバッテリーを定期的に交換する経費が必要

 (意外とバカにならない。電極パッドは1年半に2セット交換(1セット1万円前後、バッテリーは4万円前後)

2.もし心肺停止患者にAEDを使ったら後で消耗品を交換する経費も必要

3.動産保険がついているので盗難にも安心

 ですが、使ってみると色々ありますね。これは次回のお話に。

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トリアージを受けたら次は車外へ搬出して現場救護テントへ搬送です。

救急隊・救助隊以外にも自衛隊も入っての協同作業です。

バックボード・スクープストレッチャーなどの固定用具が不足していましたので、用手にて担架に載せて搬出開始です。

通路部分等他の乗客の搬出に支障がある方から搬出していました。

 

 

 

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バスから搬出された乗客は写真左手のエアドームに搬入され、2次トリアージ・救急処置が行われました。

重症者で後送搬送が必要な乗客は救急車で後方医療機関に搬送していました。

この2次トリアージで県立中央病院のDMATチームのトリアージを私も受け、重症の「赤」タッグで、緊急度が高いと判断され、県立中央病院への搬送となりました。

 

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搬送のため集結した緊急援助隊の山口県隊です。(写真は訓練終了後の帰投の風景です)

私は手前の右から2代目の車両で搬送されました(建物の裏まででしたが)

車内収容された後はバイタルチェック(血圧・脈拍・呼吸・血中酸素飽和度等)を行いながら運ばれました。

 

 

 

大量負傷者トリアージ訓練で医療と救急・救助の連携が深まったと思います。

 ただ、訓練の内側(負傷者役)から見ると、体が動かせない負傷状態で搬出までの時間が長く気の遠くなるような感覚に襲われました。

 これは乗客のうち軽症の負傷者が消防到着まで何もしないと生命の危機にさらされている重症者に救助の手が差し伸べられるまで、貴重な時間が相当失われることを痛感しました。

 消防・医療機関・自衛隊などの「公助」では絶対に間に合わない領域にはやはり自らの身は自分で守る「自助」、身近な人が周りの人を助ける「共助」が非常に大切だということを改めて感じました。

 私も救急法の指導者の一人として、「自助」「共助」の大切さとそのための技術を皆さんに少しでも伝えられたら、と思いました。                       

トリアージの訓練開始直前からの様子です

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トリアージ訓練が始まる前は、みんなのどかな様子でしたが(笑いたっぷり、雑談あり)

 

 

 

 

ですが、訓練が始まると様相は一変!

 

 まずは周辺の安全確保のためエリア分けを行い、バス後部からの出火に対応するために消火銃(インパルスという商品名です)が2~3発鳴っていました(細かな水を圧力かけて打つ道具です)

次に後部非常ドアが開放され、歩ける負傷者(軽症者、トリアージの色では緑です)を歩かせて車外へ出します

ここから本格的なトリアージ、

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地元病院の医療チームと救急隊が二手に分けてトリアージを行っていきます。

奥の緑のベストを着ている人が医師です。医師と救急救命士が負傷の程度を評価していき、オレンジのベストを着た看護師がトリアージタッグ(荷札のようなもの)に評価結果を記入していきますが、何分にも人数が多いため、私がトリアージを受けたのは事故発生から27分経過後でした。

私は声かけと体を触られた際の反応であっという間に「赤」(重症で最優先に治療が必要)と判断されましたが、結構他の人でも「赤」が多くなり、赤の中でも優先順位が問題となる状況になってきました。

 

次は搬送です。

 

 

 

トリアージ訓練の負傷者役に参加してきました。

今日は県の防災訓練で、120人の負傷者をトリアージする訓練です。

トリアージとは大規模な事故や災害が発生した際、病院や医師、薬剤等の医療資源に対して、大量の負傷者が搬送される状態になった場合に、「以下に多くの負傷者を助けるか」という考え方の基に治療の優先順位をつけて処置・後方搬送を行うことです。

今回は約120人!!の大量負傷者が路線バスの追突事故により発生したとの想定で行われました。

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これは負傷者役がつける化粧(ムラージュといいます)の道具です。

皆さんが役割(負傷の程度)にあわせてつけたり、打撲などの色を皮膚に

塗っていきます

 

 

 

さすがに約120人もの負傷者全員に化粧を施すには時間が不足していました(約40分)ので、重傷者役を優先してやっていました。

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ちなみに私は負傷部位が腹部打撲(内出血)、および脊椎損傷(両足が動かない、感じない)役でしたので、こんな化粧になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は実際の訓練での状況です。

私は救急救命士でも消防職員、ましては医師でもない、ただのサラリーマンです。

けど、ちょっとしたきっかけで「史上最強のバイスタンダー」を目指す志を持つことになり、一般市民で取れる救急の資格、

日本赤十字社救急法指導員を取得し、また、個人で持てる資材を整備して日々精進の毎日です。

また、救急のことを深めていったり、応急手当の事例に出会うと、救急や応急手当てと平行して「救助」のスキルも気になり始め、消防の業界ではやりつつありますロープレスキューや急流救助(スイフトウォーターレスキュー)の資格を取得し、幅を広げてきています。

さらに「災害ボランティア」の経験をさせていただき、災害医療についても関心を寄せている今日この頃です。

これから自分の経験や知識を少しでもご紹介させていただいて、皆さんにとって何かの参考になればと思っています。

どうぞよろしく。

 

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